「心地いい」のは筋肉がほぐれている証拠
次は、肩から背中にかけての体操。これも最初に凝りを確認した。「背中で手をつなぐ」というシンプルな方法だ。お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭と春日俊彰の2人が、手が届かない。特に春日は、両手の間隔が15センチほど離れていた。
今度の体操は北洞さんが「ニョロニョロ体操」と呼ぶ。基本形は、立った状態で手を胸の前で合わせ、ひじや肩甲骨を思い切り動かしながら好きな方向に体をくねらせる。「ニョロニョロ」と声を出しながら、楽しく動くのが大切だ。全身を引っ張り上げるイメージで徐々に手を上に持っていき、頭の上まで伸びきったら3つ数え、両手をダラリと垂らして脱力する。これを3セット行う。
MCの高橋真麻アナ「汗かきますね」
そして、あべこべバージョン。「ニョロニョロ」を手を上げていく際に、今度はお尻を下げていく。上半身は上に、下半身は逆に下へそれぞれ動かす。真剣な顔つきで体操に励む高橋に、若林が茶々を入れた。
若林「(わざと動きを)気持ち悪くしてるでしょ(笑)」
高橋「してないですよ(笑)」
若林「そんなガニ股じゃないって」
ひと通り終わると、出演者の中から「気持ち良かった」との声が出た。
北洞さん「心地いいというのは、筋肉がほぐれています」
体操の前、背中で手がつながらなかったオードリーの2人だが、若林は両手の指が触れて見事クリア。春日も間隔がかなり縮んであと一歩でつながりそうなところまで近づき、改善が見られた。
北洞さん「(体操は)開いている時間があれば、毎日やった方がいい。やり続けると体が変わってきます」