将棋経験者がいて、メンバーを指導
将棋大会に出場した囲碁研究会メンバーは5人。その中に将棋経験者がいたため、大会当日までに将棋を本格的に指したことがないメンバーの指導を行ったという。こうした準備のうえで臨んだ大会ということもあり、初戦で挙げた勝利については、
「出る以上は勝つことを目的にしていたので、すごく嬉しかったです」
と振り返っていた。試合後には、対戦相手チームからも「囲碁部とは思えないほど強かった」との賛辞を送られたという。
とはいえ、囲碁研究会が勝利をおさめることができたのは初戦だけ。東京大学の将棋部が相手となった第2戦は0-5と完敗。続く東京理科大学将棋部との第3戦も1-4で落とし、大会初日は1勝2敗という成績で終えた。
取材に応じた囲碁研究会のメンバーは、20日に行われる大会2日目にも「もちろん参加予定です」と宣言。出場に当たっての抱負を聞くと、
「ふだん経験できない機会をわざわざ貰っているので、他大の将棋部に教えを請う気持ちで、残りの試合も頑張りたいと思います」
と話していた。