「独裁者としてのシンパシー」は否定
橋下氏のツイートを受け、トランプ氏と橋下氏の2人に相通じる部分を見いだす人が少なくなかったようだ。ツイッター上では「ミニ・トランプ」「同じ種類の人間だな」「やっぱりこの路線なのね」といった声がいくつもみられた。
しかし、橋下氏本人は「独裁者としてのシンパシー」については否定している。2016年4月5日配信のメールマガジンでは
「僕は『トランプ大統領』が実現したら、政治が刺激を受けると思いますね。こんなことを言うと、『橋下は独裁者としてシンパシーを感じているんだろう』と言い出す人がいるかもしれませんが、はっきり言って、独裁なんて今の民主国家では無理ですよ」
と綴っている。その上で米国民がトランプ氏に期待していることは「メキシコとの国境に、メキシコの出費で壁を作らせることではなく、政治を変えること」だと分析していた。