疲れすぎて眠れないのは危険信号 「寝だめ」より効果的な疲労回復法

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セルフチェックで危険な疲労かどうか判断

   疲れは感じているが、あまり心配しなくてもよい程度なのか、病院にかかった方がいいレベルなのかは自己判断が難しい。そんな時は「疲労度セルフチェック」をしてみよう。

   (1) 微熱がある
   (2) 思考力が低下している
   (3) 疲れた感じ、だるい感じがある
   (4) よく眠れない
   (5) ちょっとした運動や作業でも非常に疲れる
   (6) ゆううつな気分になる
   (7) 筋肉痛がある
   (8) 自分の体調に不安がある
   (9) 働く意欲が起きない
   (10) ちょっとしたことが思い出せない
   (11) この頃体に力が入らない
   (12) リンパ節が腫(は)れている
   (13) まぶしくて目がくらむことがある
   (14) 頭痛、頭重(ずじゅう)感がある
   (15) ボーっとすることがある
   (16) 一晩寝ても疲れが取れない
   (17) 集中力が低下している
   (18) のどの痛みがある
   (19) どうしても寝過ぎてしまう
   (20) 関節が痛む

   以上の20項目について、「全くない」を0点、「少しある」を1点、「まあまあある」を2点、「かなりある」を3点、「非常に強い」を4点とし、合計点を出す。男性は0~16点、女性は0~19点なら「安全ゾーン」だ。男性が17~22点、女性が20~28点で「要注意ゾーン」、それ以上が「危険ゾーン」になる。

   十分な睡眠以外にも、効果的な疲労解消法がある。

   まずは食事。鶏むね肉、マグロやカツオなどの赤身魚には、「イミダゾールペプチド」という疲労回復物質が多く含まれている。比較的安定した物質なので、調理法は何でもOKだ。

   かんきつ類や梅干しなどの酸っぱい食べ物に含まれるクエン酸は、活動するためのエネルギーになるので、疲れた時に適量摂るとよい。

   入浴は、体を温め、血液の流れが良くなり、疲労回復につながる。ぬるめの湯温で10~15分入るのがオススメだ。

   森林浴には緑の香りによるリラックス効果がある。忙しくて行けないという人は、緑茶の香りをかいでも同様の効果が期待できる。ただ緑茶にはカフェインが含まれるので、飲む時は量や時間帯に注意しよう。

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