「日本の文化をより身近に感じて頂くために...」
約20年ぶりに企画を再開した理由について、永谷園広報部は11日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「世界的な和食ブームや『クール・ジャパン』の施策など、日本のあらゆる文化に対する注目が高まっています。そうした中で、改めて日本の文化をより身近に感じて頂くため、『東海道五拾三次』のカードを復活することになりました」
と説明する。その上で、「お客様から『復活』を求める問い合わせが寄せられていたことも理由の1つです」とも話していた。
インターネット上での反応については、「いまも企画を懐かしく思って下さるお客様がいることは、大変嬉しく思っています」とコメント。その上で、
「これまで『知らなかった』というお客様も、今回のキャンペーン復活を通じて、永谷園が文化普及にも努めていることを知って頂く機会になれば幸いです」
としていた。
なお、今回の「東海道五拾三次カード」では、当時のカードとは違う「版」を図柄として採用したという。担当者は「もっとも浮世絵の良さが伝わる版を新たに選びました」と話していた。