JAL「東京-ニューヨーク線」50周年 客室乗務員は懐かしい制服姿でお祝い

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羽田線開設めぐり競争劇化

   50周年の節目となる2016年11月12日の成田空港の搭乗ゲートには、就航当時の写真や時刻表などが飾られ、就航当時(1966年)の3代目、世界1周路線就航時(1967年)の4代目、直行便就航時(1983年)の6代目の制服に身を包んだCAらが記念品を配った。

   ニューヨーク行きのJL6便(ボーイング777-300ER型機)は乗員・乗客247人を乗せて定刻の11時頃に出発した。

   東京-ニューヨーク間はJALと全日空(ANA)が1日2往復ずつ、ユナイテッド航空が1往復の、計5往復が運航されている。9月29日まで続いた夏ダイヤでは全て成田空港発着だったが、翌30日に始まった冬ダイヤではANAが2往復のうち1往復を羽田発着に変更している。

   ANAが東京(成田)-ニューヨーク線を就航させたのは1991年のことだったが、高い客単価が期待できる羽田空港の発着枠を多く配分されたANAが攻勢を強めている形だ。一方のJALは経営再建のために公的支援を受けた影響で、国交省から新規路線の開設に制限を受けている。この制限が17年3月で解けるため、JALも近く羽田-ニューヨーク路線を開設するとみられており、競争が激化しそうだ。

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