修学旅行中にデリヘル嬢呼んで懲戒免職 いまどき教師は個室に泊まるのか 

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   徳島県石井町の独身の小学校男性教諭(28)が、修学旅行で生徒と一緒に宿泊していたホテルにデリバリーヘルス(派遣型性風俗店)の女性を呼び、禁止されている行為をした。この女性が被害届を警察に提出して、教諭は警察の事情聴取を受けたため、修学旅行の引率ができなくなった、という事件が起きた。

   男性教諭は2016年11月10日に懲戒免職処分を言い渡されたが、教諭が宿泊していたのはホテルの一人部屋で、仮に同僚と一緒ならば起きなかった事件だとし「教師だと個室あてがわれるんか?」などといった疑問がネット上に出る事になった。

  • 修学旅行では大阪城などを見て回った(写真はイメージ)
    修学旅行では大阪城などを見て回った(写真はイメージ)
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風俗嬢と楽しんだのは校長も生徒もいるフロアだった

   J-CASTニュースが徳島県教育委員会に16年11月11日に取材したところ、「事件」のあらましはこんな具合だった。

   まず、16年10月27日から一泊二日の予定で大阪に小学6年の修学旅行があった。この元教諭は担任として引率した。引率したのは校長を含め6人だった。宿泊したのは大阪市内のホテルの7階で、校長も生徒も同じフロアだった。元教諭は生徒が寝静まった28日午前1時に一人部屋に、デリヘル嬢を呼び、約30分間性的サービスを受けた。その際に、

「風俗業が提供するサービスを超えたサービスを求め行った」

ことでデリヘル嬢が怒り、すぐさまその足で警察に行き被害届を出した。警察が元教諭の部屋に来たのはその日の午前5時から5時半頃で、大阪水上署に連行され事情聴取が行われた。

   引率教員たちはこの事に気付かず、午前6時ごろにこの元教諭が管理している鍵を部屋に取りに行ったところ元教員はいなかった。携帯電話にかけたところ警察にいることを知る。生徒たちには「体調不良」と説明し、修学旅行を続けた。元教諭は29日に女性と示談が成立して石井町に戻った。徳島県は11月10日に懲戒免職処分を言い渡した。

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