米大統領選で勝利した、共和党のドナルド・トランプ氏とオバマ大統領が2016月11月10日(現地時間)、ホワイトハウスで初会談を行った。両者は選挙期間中、互いに激しく非難し合っていたが、この日は会談後、テレビカメラの前で、なごやかなムードで握手を交わすなど融和姿勢をにじませた。
2人の会談後の映像は、日本でもテレビニュースで放送された。会談は、当初15分程度の予定だったが、最終的に約90分に及んだという。大統領選からわずか2日後のタイミングで次期大統領と現職が会談するのは異例。激しい選挙戦後の融和ムードを強調する狙いがあるとみられている。トランプ氏は17年1月に新大統領に就任する。