「ていうか早く質問出せば良いんだよ」
世耕氏は、職員は夜遅くまで残って答弁作りをしており、これで「めちゃくちゃ朝早くから来なくてもいい」ことになったとした。つまり、今までは、職員らはほとんど家に帰る時間もなかったということらしい。
世耕氏の発言が報じられると、ツイッター上などでは、「それ家で仕事してるだけや。受付時間を定時内にしろよ」「ワーク・ライフ・バランス的に全くあかんやつや......」「ていうか早く質問出せば良いんだよ」などと、そもそも仕事を家に持ち帰らせること自体に疑問や批判が相次いでいる。
テレワークは各省庁ですでに導入が進んでおり、勤務時間内なら給料が、超過勤務なら残業代が支払われる。人事院の職員福祉課では、J-CASTニュースの取材に対し、持ち帰り仕事がワーク・ライフ・バランスに反するかについては、「こちらでは何ともお答えできません」と答えた。
「子供の宿題を見ながら」仕事することについて、職員福祉課は、「職務専念義務に関係してくることで、プライベートとの区別がつかず、望ましくありません」と否定的な考えを示した。
とはいえ、自宅にいる以上、プライベートなことを排除できない可能性はある。職員福祉課では、「確かに、隠れてされたら分かりませんが、仕事に集中してやってもらえるようシステムを使って時間を管理できるようにしています」と言っている。