読売新聞の「ヒラリー大統領本」をネット告知 「投開票前にフライング」のナゼ

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「手続きのミスにより...」と回答

   インターネット書店のホームページには、いつから表示されていたのか。ツイッターでは、5日23時頃から「ヒラリー、女性大統領の登場」「読売新聞国際部」と書かれたAmazonのリンク付きのツイートが投稿され、

「読売新聞はクリントン当選に賭けたようだ」
「落選したらどうするの、この本」

という声が寄せられていた。

   その後、8日昼に該当ページは削除されたが、ツイッターを通じて「刊行」情報は拡散。9日夕、大統領選の開票の結果、トランプ氏の勝利が報じられると、

「赤っ恥ですなw」
「何で決まる前に販売の予告しちゃうんだよ」

という声が続出した。

   こうした経緯について、中央公論新社は10日、J-CASTの取材に対し、

「ヒラリー・クリントン氏が当選した場合、刊行を計画していたことは事実です」
「手続きのミスにより、刊行決定前にネット書店に書籍の情報が載ってしまった」

と説明し、「8日昼、削除を依頼しました」と明かした。

   一方、「いつから掲載していたのか」「トランプ氏が当選した場合に刊行する計画だった本はあるのか」との質問には、回答はなかった。

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