がん・心臓病・うつ病は1日2~6杯が適量か
コーヒーの効果については、同じ国立がん研究セーターが2015年に「毎日3~4杯飲むと、飲まない人に比べ、心臓病で死ぬリスクが36%減、脳内出血・脳梗塞など脳血管疾患になるリスクが43%減、肺炎など呼吸器疾患になるリスクが40%減」という研究を発表している。また、がんについては、2012年に米ハーバード大学が「毎日4~6杯飲むと、子宮体がんになるリスクが43%減、前立腺がんになるリスクが18%減」という研究を発表している。
このほか、糖尿病やうつ病、自殺予防にも効果が期待されるという報告があり、様々な研究を総合すると、1日に2~6杯あたりが「適量」のようだ。