「単純に寂しい」「これは仕方ない」
一連の顛末について、投稿者は「世の中変わったな、と理解に苦しんでいます」と投書を結んでいる。
この投書は、あるネットユーザーが紙面を撮影した画像をツイッターに投稿したことをきっかけに拡散され、大きな注目を集めることになった。ツイッターやネット掲示板には、
「あいさつできるか否かでトラブル減ると思うんだけど」
「将来的にも困るし、逆に誰が近所の人なのかわからない方が困る」
「挨拶しないことがどう防犯に繋がるのか分からないけど、挨拶しないことによって失うものはたくさんある」
などと「あいさつ禁止」のルールに反対する意見が続出。そのほか、「単純に寂しいわ」「日本も変わってしまったなぁ」と投稿者の心情に同調する声も目立った。
その一方で、
「近所とかかわりのない生活したい人だっている」
「(マンションは)他人の集合体だからこの警戒も理解はできる」
「これは仕方ない。あいさつを教える機会は親戚づきあいや学校など、ある程度安全な環境で設ければいい」
など、あいさつを避けたい住民の心情に理解を示す声も、多数派ではないものの、一定程度の割合で存在する。