「恐怖心でいっぱいだった」
「女性の方は、男が危害を加えるのではないかと思い、『恐怖心でいっぱいだった』と話しています。足首を押さえられ、サンダルも脱がされており、男から走って逃げられる状況ではありませんでした」
35分間とはっきりしているのは、男に足首を押さえられてから1、2分後にスマホで撮影し、解放されてからすぐに車のナンバーをラインで友人に送っており、その時刻表示から時間が分かった。男はなめるのに夢中になっており、スマホのシャッター音に気付かなかったという。
ただ、スマホで撮った写真は1枚だけで、目をつぶっている横顔しか写っておらず、送ったナンバーも暗闇の中だけに部分的だった。唾液なども採取できなかったといい、このため4か月近くかけて慎重に捜査したとしている。
ネット上では、「午前0時に知らない男の車に乗り込むのもよくない」との声が出ているが、「『ブレーキを押して下さい』と懇願され、本当に困っていると思って善意で手伝ったと女性の方は言っています」と説明している。