「結局キティちゃんは猫なの? 何なの?」
そんな「ハローキティ×相田みつを」の日めくりカレンダーが、いま注目されているのは、その表紙にある、ハローキティと「にんげんだもの」の言葉。それがなんとも意味深で、「ハローキティはいったい何者なのか」と、話題になった。
インターネットには、
「ハローキティと相田みつをのコラボ日めくり、テンションあがりました!キティちゃん、やっぱりにんげんなんだ!」
「キティさん、にんげんちゃうやん」
「『ハローキティのにんげんだもの』日めくり。結局キティちゃんは猫なの? 何なの?」
「思わず二度見しちゃったよ。キティちゃん、にんげんだものって...?」
「本屋で見つけて、つい笑ってしまった。『ハローキティの、にんげんだもの』。『いや、人間ちゃうやろ!』というツッコミ待ちの、高度なマーケッティングかもしれないけどwww」
と、「人間」「猫」それぞれの声が寄せられている。
ダイヤモンド社の担当者は、「相田みつをの言葉とキティちゃんのイメージがかけ離れていることが、かえっておもしろさにつながるのではないかと考えていました」と、狙いを明かす。どうやら、それが功を奏したようだ。
ちなみに、サンリオによるとハローキティは、本名を「キティ・ホワイト」。誕生日は11月1日で、ロンドン郊外で暮らしている女の子。血液型はA型。好きな食べ物は、ママのつくったアップルパイと、キャラクターを設定している。
2016年11月8日のJ‐CASTニュースの取材に、サンリオは「ハローキティはネコではありません」と、きっぱり否定。そのうえで、「ハローキティはネコをモチーフに擬人化したキャラクターで、かなり人に近いほうといえます」と説明。「あくまでもキャラクターの世界ですから、みなさんが自由に、いろいろとイメージして楽しんでもらえればと思っています」と話している。