「SMAPファンはフジテレビが嫌い」――。ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんがフジテレビ系「バイキング」の生放送中にこんな発言をしたことが反響を呼んでいる。
2016年11月7日の同番組では、年内解散を表明しているSMAPを特集。ファンらがSMAPに対する感謝の思いや存続への願いを込め、様々なアクションを起こしていることを紹介した。
「最後まで声をあげ続けたいっていうのも分かる」
すると村本さんは、東京スポーツ(電子版)が6日に報じた「SMAP香取 来年9月で引退」の記事を例に出し、ネットニュースがアクセス数を稼ぐために「あることない事書き放題」になっていると主張。その度に振り回されるファンに同情を寄せた。
さらに村本さんは、最近のフジ番組内での「問題発言」にも言及した。10月放送の「めざましテレビ」内で草なぎ剛さんの新ドラマ出演を取り上げた際、軽部真一アナウンサーが「元SMAPとしての初仕事」と表現した件だ。ドラマは17年1月スタートのため、予定通り解散すれば表現に間違いはないのだが、当時ネット上では「デリカシーがない」などと批判が相次いだ。
村本さんはこれを「すっごい炎上したんですよ」と振り返りながら、「とくダネ!」の小倉智昭キャスターもそうした表現でファンから問題視されたと指摘。その上で、
「だからフジテレビが嫌いなんですね、SMAPのファンの方は」
と大胆発言を繰り出した。
その後も「サッカーの試合、ロスタイムで結果は分かってる。でもファンが最後まで声をあげ続けたいっていうのも分かるんですよね。そのファンに対して『もう解散するんだからしょうがないだろう』と言うのはかわいそう」などと語り、終始ファンの気持ちに寄り添った主張を展開した。