5歳児死亡火災、「LEDなら安全」だったのか 学生、ライトアップに白熱電球を追加

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「飛び散った木くずが電球に付着する恐れも...」

   では、当初の予定通りLED電球だけを使用していた場合、展示物に「危険性はなかった」といえるのか。ツイッターやネット掲示板では、

「LEDなら安全...とは限らないのでは」
「LEDでも十分危険だし同じこと起きた可能性はある」
「普通の配線とかLEDでも最悪断線等からのショートで火が付いてもおかしくないと思うんだが... 色々安全対策足りてなかったんじゃ」

といった疑問が相次いでいる。

   こうした疑問について、東京都内に事務所を構える照明デザイナー(50)はJ-CASTニュースの取材に対し、

「照明のワット数にもよりますが、一般的にLED電球が出火につながる可能性は考えづらいです。『絶対安全』とは言い切れませんが、火災の原因になったという話は聞いたことがありません」

と、一般論としては、LEDの方が安全とした。

   しかし、今回の場合は展示物に木くずを用いていることから、「LEDだったとしても、飛び散った木くずが電球に付着する恐れもあり、火災の危険性は高かった」とも指摘する。

   さらに、「ましてや白熱電球の灯光器を内部に設置していた点をはじめ、火災の危険があることは誰にでも分かったはず」として、

「教員が会場に立ち会ったり、展示物のすぐそばに消火器を設置したりするなど、万が一を想定した準備が必要だったのではないか」

と話している。

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