太りにくくなる2種類のオイル
ダイエットのために我慢する人が多い「おやつ」も、食べる時間帯を選べば太りにくくなる。
体内では、「Bmal 1(ビーマルワン)」というタンパク質が食物のエネルギーを脂肪に合成している。昼間にエネルギーを消費し、夜間にエネルギーを蓄えるという活動を担っている。
16時頃から作用し始め、24時頃に最も活発になる。朝に近づくにつれてだんだん作用しなくなっていく。10時から15時の間はほとんど活動していないので、この時間帯はおやつを食べても太りにくい。
なるべく使う量を抑えたい「油」だが、摂るとかえって太りにくくなるのが「オメガ3の油」だ。コレステロールや中性脂肪の値を下げ、高血圧予防にもなり、脂肪を燃焼させ肥満を抑制する効果もある。
代表的なものが「エゴマオイル」と「アマニオイル」だ。
エゴマオイルはオメガ3の含有量が最も多い油で、心筋梗塞や脳卒中、がんの予防にも期待できる。やや独特な風味がある。
アマニオイルはクセがないので色々な料理に使える。リグナンというポリフェノールが含まれ、老化や乳がんの予防にもつながる。高温にすると効果が薄れるので、基本は生食で、調理する際は180度以下を心がけよう。