アイドルグループ「欅坂46」の衣装がナチス・ドイツの軍服に似ているとしてユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」が謝罪を求めていた問題で、欅坂46は2016年11月1日夜、「ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます」などとする謝罪コメントを公式サイトに掲載した。
この中で総合プロデューサーの秋元康氏も、「監督不行き届きだった」として陳謝コメントを出した。
運営会社、レコード会社もコメント掲載
ウェブサイトには、欅坂46運営会社代表と総合プロデューサーの秋元康氏のコメントを掲載。運営会社代表のコメントでは、
「私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのような(編注:ナチスドイツのような)イメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。また、当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません」
と陳謝。秋元氏は、
「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています。再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」
とした。また、レコード会社であるソニー・ミュージックもサイトで謝罪コメントを載せた。