俳優の坂上忍さん(49)といえばギャンブル好きで有名だが、昨年2015年の大晦日1日だけで6000万円をすってしまったとテレビ番組で明かした。
20歳の頃から大晦日にその年に稼いだお金全額を使い、競艇場で大ギャンブルをする事を決めているのだという。ネット上では6000万円という金額は信じられず「話を盛り過ぎ!」という声が出る一方で、昨年より稼いでいるはずだから今年は競艇場に持って行くカネが億を超えるはず、などといったことも囁かれている。
「当たりゃぁ儲かる」
坂上さんが出演したのは日本テレビ系トークバラエティー「しゃべくり007 2時間スペシャル」(16年10月31日放送)。お金の話になり、これまでの仕事のギャラの最高額はCMの数千万円だった、などと語った後で、毎年恒例の大晦日の競艇の話になった。1年間で稼いだカネを全部使って賭けるということが知られているからで、今年はいくら使うのか、という質問に対しては、何に使ったのかは語らなかったが今年は稼いだカネを相当使ってしまっているので、
「数千万円くらいだと思います」
とした。「セーブしようとは思わないのか?」という質問には、
「当たりゃぁ儲かる」
と答えたものの、船券はずっと外しっ離しで、昨年の大晦日は、
「やばかったです。1日で6000万円。今までの最高額」
とうなだれた。6000万円すった時の状態というのは泣いている意識が無いのに無感情な涙が流れてきて、頬のあたりが濡れているのを感じ泣いているのを知ることになる、などと語った。
大晦日の競艇の話は度々メディアで語っている。4年前の12年8月9日放送の読売テレビ「ダウンタウンDX」では、「ギャンブルに人生を賭けている」とし、これまで競艇で負けた金額は1億5000万円だと明かした。20歳の頃から大晦日にその年に稼いだカネを全部賭ける。競艇は100円から賭けられるので42歳の時は37円しか残らず、家に帰って乾物ばかりを食べて飢えを凌いだ。どうしてそんなことをしているのかという質問には、
「全部リセットしたくなるから。リセットしなければ働く気にならない」
からだという。勝つことは殆どなく、負けて散財するために行くかのような話しぶりだった。勝ってしまった場合については、翌年の上半期は仕事をしない、とも語っていた。