上杉隆氏「TBSとは15年以上にわたり取材協力をしてきた間柄」
上杉氏は10月31日のJ-CASTニュースの取材に対し、出演料の支払いを要求したTBSからは「現時点では回答はない」と話す。その上で、今回の要求については、
「放送内容ではなく、TBSの『対応』を問題視した」
と説明した。
上杉氏によれば、TBSと同氏は「報道や情報番組などで、15年以上にわたり取材協力をしてきた間柄」。そうした中で、上杉氏側は報道時に『クレジット』(署名)を明記するようTBSに要求していたが、これまでに対応はなかったという。
その一方で、上杉氏側はテレビ各社に対し、インタビューや取材のないバラエティー番組では「名前や肖像を出さないで欲しい」とも要求していた。こうした経緯を述べた上で、上杉氏は、
「こちらがクレジットを要求しても対応しないにも関わらず、自分の名前を『出さないで欲しい』という要求は一方的に破られた。こうした対応を受け、今回はあくまで『ビジネス』として出演料の支払いを求めることが決まった」
と話していた。また、今後もTBSから回答がなかった場合の対応などを聞いたが、「(NO BORDERの)法務部に任せている」とだけ話していた。
J-CASTニュースは31日、TBS広報部に対し(1)上杉氏側からはどのような連絡があったのか(2)出演料の支払い要求にどう対応するのか――などを取材しているが、同日18時までに回答はなかった。