「現時点でコメントするのは難しい」
はごろもフーズでは、混入ツナ缶の製造日から2年近く経っており、同様な申し出がなく混入は偶発的なものだとして自主回収しないとしている。静岡市保健所によると、検出された細菌数など食品基準に適合しないケースでなければ、製造元に回収命令は出せないという。
工場内に隙間などがあったと指摘されたことについて、はごろもフーズの経営企画室では、「こちらでは確認しておらず、保健所からも正式に話を聞いていませんので、現時点でコメントするのは難しいです」と取材に答えた。
なお、はごろもフーズのホームページ上では10月28日、同様の事例が発生しないよう品質管理の徹底を図るためとして、翌29日から当面の間、工場におけるツナ缶などの製造を休止することを明らかにした。