イントリズム(RedinC Co.,Ltd.)
クールにライム(韻)を踏むラップのリズムゲームを見つけた。スマートフォン(スマホ)の無料アプリ「イントリズム」だ。
一般的なゲームアプリだと思ったが、記者がプレーしてみると意外な「効果」を感じた。リズム良く韻を踏んでいくにつれて思わず体が揺れ、頭が冴えてくる感覚がしてくる。もしかして、ラップは「頭の体操」にうってつけ――?!
「ヘルスケア」と「眠る部屋」は韻を踏んでいる
「韻を踏む」とは、アプリ内では「言葉の母音を合わせる」と定義している。たとえば、「ヘルスケア」の母音を抜き出すと「えううえあ」なので、「デスクチェア」「眠る部屋」「ペグ抜けた」といった語句は韻を踏んでいる。
「音引き」はその前の文字を母音とする。たとえば「ヘルシー」の韻は「えういい」となり、「NG(エヌジー)」「寝る日々」は韻を踏んでいる。例外として「ん」は「ん」のまま。たとえば「最前線」の韻は「あいえんえん」なので、「8連戦」「再点検」などでよい。
ゲームでは、BGMのテンポに合わせ、モグラたたきのモグラのように語句が画面上のあちこちに出てきては消えていく。出ているうちに、画面中央上部に表示された「お題」と韻を踏んでいる語句をタップし、正解すると新たなお題に切り替わっていく。間違った語句をタップしたり、正解の語句を4回見逃すとミスになり、3度のミスでゲームオーバー。「お題」は、始めは2文字だが、正解を続けると3、4、5文字と徐々に字数が増えていく。
早速J-CASTヘルスケア記者がプレーした。ゲームをスタートすると、スポットライトに照らされたダンスホールのような場所で、2人のヒップホッパーのシルエットが対峙した映像が出る。アンダーグラウンドな雰囲気がある。