作詞した挿入歌「しょげないでよBaby」
それ以外に影響が懸念されるのが、日本テレビが1991年から不定期に放送しているバラエティ番組「はじめてのおつかい」。この番組で長年にわたって流れている楽曲のひとつを、高樹容疑者が作詞していた。
この楽曲は、1991年発売のB.B.クィーンズのシングル曲「ドレミファだいじょーぶ」にカップリング曲として収録された「しょげないでよBaby」。「ドレミファだいじょーぶ」が同番組の主題歌で、「しょげないでよBaby」が挿入歌という位置付けだ。「しょげないでよBaby」は織田哲郎さんが作曲し、高樹容疑者が作詞していた。シリーズで最後に放送されたのは16年7月の「夏の大冒険スペシャル」。次回シリーズでの対応が注目される。
過去に薬物事案で作詞家が逮捕された事案としては、09年4月に作詞家の男(当時33)が覚せい剤取締法違反で逮捕された事案がある。歌手の水樹奈々さん(36)が発売を控えていたアルバムにこの男が担当した楽曲が含まれていたため、当初の発売予定を延期し、男の楽曲を削除した上で発売したという経緯がある。