日本ラグビー協会は2016年10月25日、53歳の若さで亡くなったラグビー元日本代表監督の平尾誠二さんの遺族コメントを発表した。
平尾さんは20日に亡くなった。同日に各メディアが報じた段階では、死因は明らかになっていなかった。今回、遺族はコメントの中で、平尾さんが胆管細胞がんを患い闘病していたことを公表した。時事通信などが25日、報じた。
「最後は家族に見守られて」
遺族コメントによると、平尾さんは、最後は家族に見守られて静かに息を引き取ったという。既に密葬を済ませたそうで、平尾さんの死を悼む声を寄せた人たちへの感謝の言葉も綴っている。
平尾さんの死因をめぐっては、親交があったラグビー関係者の「すい臓がんだったと聞いていた」といった発言がスポーツ紙などで報じられていた。
平尾さんの訃報をうけ、ツイッターでは10月20日、「(20)19年のW杯が待ってたのに...」など、日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)と関連付けて追悼する声などが多く寄せられていた。