野田幹事長「比例だとか選挙区だとかということを『決め打ち』してはいない」
今回、野田幹事長は10月24日の定例会見で、
「『この選挙区』だとか、比例だとか選挙区だとかということを『決め打ち』してはいないし、それをどなたかと協議して相談をするという事実ははい」
と述べ、調整は進んでいないとの立場だ。
蓮舫氏の「おひざ元」とも言える東京10区での敗北で、蓮舫氏が「新たな党の顔」として疑問を持たれているとの指摘には、
「負けたことは負けたが、負け方の問題をどう考えるか。元々厳しい選挙区の中で、私は鈴木候補は本当によく頑張ったと思うし、次につながる選挙をやったと思う。その次につながる、頑張った候補者を、次は当選させるようにすることが、蓮舫執行部の役割なので、その責任を果たしていきたい」
などと反論した。
永田町では17年1月にも解散するとの見方が広まっており、補選の与党候補勝利で「解散風」は強まるばかり。だとすれば、残された時間は、あまり長くない。