ドクター3人が選ぶ「健康食材ベスト3」
スタジオでは、ドクター3人が「秋に摂りたい健康食材ベスト3」を発表した。
内野氏は、1位さんま、2位大根、3位ピーナッツというラインアップだ。
ピーナッツにはビタミンE、リノール酸、オレイン酸などが含まれ、コレステロールを作りにくくし、動脈硬化を防ぐ。
大根には発がん物質を抑えるジアスターゼ、肝臓の働きを助けるビタミンCが含まれる。
さんまはEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富で、脳神経が壊れるのを防ぎ、認知症予防につながる。子どもの落ち着きのなさや集中力の低下の改善も期待でき、さらに精神をポジティブにする効果もある。
ビタミンEは血行改善や抗酸化作用、動脈硬化を予防し、はらわたに多いビタミンAは眼精疲労予防、免疫を強化する。
浅野氏は、1位味噌、2位さんま、3位えのきたけ。
えのきたけはビタミンB群と食物繊維が豊富で、代謝をスムーズにし、腸内環境を整える。
味噌に含まれるレシチンとメラノイジンという栄養素は生活習慣病予防と腸内環境改善につながる。
石原氏は、1位ショウガ、2位アズキ、3位ネギを挙げた。
ネギにはアリシンやベータカロテンが含まれ、血圧を下げ、免疫力をアップさせる。
アズキのアントシアニンは動脈硬化予防、血圧を下げる働きがある。食物繊維が腸内環境を整え、美肌効果もある。
ショウガにはジンゲロールという栄養素が含まれ、指先などの末端を温めるが、熱を加えるとショウガオールという成分に変わる。体の芯を温め、より保温効果が高くなる。