東京ディズニーランドや東京ディズニーシーにパジャマ姿で行く「パジャマディズニー」なるものが、若い女性たちの間で静かなブームとなっている。
インターネット上では批判的な意見も目立つが、そもそもパーク側はどう考えているのだろうか。運営会社に聞いてみた。
入園してから寝巻に着替え、ツイッターで投稿
ツイッターやインスタグラムで「パジャマディズニー」と検索すると、お揃いのパジャマでパークを訪れている女性たちの写真がいくつもヒットする。
ブームのきっかけは不明だが、学校の制服でパークを訪れる「制服ディズニー」や、友人とお揃いのファッションを身にまとう「双子コーデ」の延長にあるようだ。SNS上では2013年ごろから目立つようになり、「楽しそう」「私もやってみたい」といった声も上がっていた。
そうした中、パジャマディズニーを楽しんだツイッターユーザーの投稿がネット上で波紋を広げることとなった。
2016年10月20日のツイートによると、このユーザーはゲートでパジャマでの入園を断られたため、近くで服を購入し、中に入ってからパジャマに着替えたという。「なんか夢の国なのに入れませんって言われた...」という記述からは、入園NG対応に納得していない様子がうかがえる。
ツイートは注目を集め、「モラル無いのか?」「TPO考えてください」「夢の国って何してもいい場所じゃないんですよ」といった批判が続々と寄せられた。
同じ頃には、パジャマ姿の女性が「ミニーの家」のキッチンに足(土足)を載せた写真もネット上で拡散。この女性が先のツイッターユーザーと同一人物かは不明だが、合わせて注目を集め、物議を醸した。