「フルタ製菓ワロタww」という意見は「嬉しい」
名前だけで抜擢を決めた背景を、フルタの担当者は
「『セコイヤチョコレート』『エブリワンクッキー』のおいしさ、楽しさをより多くの消費者に知っていただくため、安土桃山時代に『織部好み』という言葉を大流行させた武将であり、伝説の茶人である古田織部さんをCMキャラクターとして起用しました。古田織部さんは没後401年を迎える今でも歴史好きを中心に多くのファンに人気があり、それも今回の起用に至った決め手です」
と説明。
また、大胆な演出の理由を聞くと、
「普段の姿からは想像できないはじけた古田織部さんを描くことで、『セコイヤチョコレート』40周年の節目と、新商品である『エブリワンクッキー』を送り出すフルタ製菓の本気を受け取っていただきたいという期待が込められています」
と語った。
同社は、過去にも斬新なPR手法を展開してきた。13年2月には、あえて「義理チョコ」での商品購入を提案する「義理は、フルタで」キャンペーンを打ち出した。なぜ、こうした手法を取り続けるのか。担当者は
「お客様に驚いてもらいたい一心でユニークな宣伝方法を採用してまいりました。近年ツイッターをはじめ、SNSツールで『フルタ製菓攻めてる!』『フルタ製菓ワロタww』などのお客様のたくさんの意見を見るたびに、嬉しく、また身が引き締まる思いです」
と話している。