乳がんで闘病しているフリーアナウンサーの小林麻央さんが10月24日(2016年)、義理の母・堀越希実子さんの著書をブログで取り上げた。
15日に発売されたばかりの本で、麻央さんはその一節に勇気付けられたとしている。
「へこたれません!」
堀越希実子さんは2013年に死去した12代目・市川團十郎さんの妻で、2016年10月15日、「成田屋の食卓‐團十郎が食べてきたもの‐」(世界文化社)を上梓した。
麻央さんは10月24日、ブログで義母の著書を取り上げて
「『私が伝統を伝える相手は麻央ちゃん』という母の言葉があった」
という一節を引いた。自身の置かれた境遇と重ね合わせ、
「まだ何も受け継げていないまま病気になり、闘病で時が過ぎていくことを悔しく思う」
と胸中を明かした。
しかし、麻央さんのブログでは、義父の故・團十郎さんが天国で
「このくらいでへこたれる嫁ではないだろう」
と話しているという「ある人」の言葉も引き、
「へこたれません!やるべきことが、たくさんあります!」
と、義父母の言葉に、闘病の決意をあらためて固めている様子だった。
麻央さんは23日のブログでは、自作したきんぴらごぼうとひじき煮、ポテトサラダの写真を載せ、ポテトサラダは
「主人の母を真似て、はちみつと、レモンを入れています」
と述べている。
ブログのコメント欄には、
「海老蔵さんのお母様 とても素晴らしいお言葉ですね」
「へこたれず、伝統を受け継いでいってくださいね」
という声が寄せられている。