著書では「好感度を貯金する」
「好感度調査は全く気にならない」とする指原さんだが、実際には好感度も指原さんにとって重大な関心事だ。自らの著書「逆転力~ピンチを待て~」(講談社AKB48新書、2014年)では、「好感度を貯金する」と題して、大きなコンサートで初めて会うスタッフや、楽屋ですれ違うメンバーの家族にあいさつすることの重要性を強調している。
「『指原さんとすれ違ったけど、怖そうな顔してたよ』っていう印象を持たれるよりは、『あいさつしてもらった』っていうほうが絶対いいじゃないですか。しかもその姿を、誰かが見てくれているかもしれない。好印象ゲットです」
その上で、仮に「無意識のうちについ不機嫌な態度をしてしまうこと」があったとしても、
「貯金があるから、『さっしーは普段頑張ってるから、たまにはそういう時もあるよね』で収まると思うんです」
と説いている。また、握手会でも、1人あたり7秒ほどしかない時間の中で「頑張る!応援してね!」などと笑顔で応えている。
現実には、業界関係者や一般のファンからの好感度にも配慮しているようだ。