風邪でもないのに1日中マスク着用 「細菌増える」「肌荒れる」真相は

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顔の大きさに合わないものをつけると...

   こうした肌荒れは本当にマスクが原因なのだろうか。不織布マスクを製造販売するユニ・チャームの広報室担当者にJ-CASTヘルスケアが取材したところ、

「顔の大きさに合わないものを長時間つけると、ゴムの締め付けによる刺激や、肌への過度な密着による汗・蒸れで雑菌繁殖を起こし、ニキビが悪化したり肌荒れしたりする可能性はあります」

とした。

   マスクはレーヨンやポリオレフィンといった化学繊維のものと、綿、麻、絹のような天然繊維のものとで大きく分かれるが、「素材の違いだけで肌への影響が変わるとは、一概には言えないかと思われます。同じ素材を使用していても、加工方法の違いからメーカーごとに品質に差が出ることはあるかもしれません」(同担当者)。

   ただ、同社には「肌荒れの報告がお客様相談センターに届くことはある」としながら、

「把握している限り、疾患や敏感肌が原因となっており、そうした事情のないお客様から肌トラブルが起きたとは聞いていない」

とも話した。

   冒頭のツイートにも、「仕事柄1日8時間はすっぴんにマスク生活を何年もしてるけど割と平気」「マスク朝から夕方までつけても肌荒れしないよ」と、問題なく使っているとする反応が寄せられている。マスクそのものというより、使用者の体質や、サイズ・形の選び方に原因があるのかもしれない。

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