東京のレストランでは倍の値段で提供
食材を提供したのは地元企業の「弥川畜産」。同社社長のお子さんが町の小学校に通っていることがきっかけで、これを機に本当の高級肉の味を子供たちに知ってもらいたいとし、予算約500万円を組んだ。どんな肉かといえば、
「家庭では普通は食べられないもので、接待などに使われる肉です。100グラム6000円ですが、これは地元佐賀の値段で、都心ならもっと高い値段で取引されます。当社が卸している東京のレストランでは、卸値の倍で提供している所もあります」
と同社の担当者は説明した。
ちなみにJAさがの畜産酪農部にJ-CASTニュースが話を聞いたところ、佐賀牛の卸価格は高級なもので一般的に100グラム2000円ほど。6000円ともなれば即売会で賞を取った牛の値段に近い、として驚いていた。ネットではこうしたニュースに、
「え~羨ましい」
「ただただ、うらやましい」
「私三十路だけどそんなに高いお肉いまだかつて食べたことがない」
などといった声で溢れている。
太良町の教育委員会では17年の3学期に「たら産うまかもん給食」の第三弾を企画していて、地元の「鳥の唐揚げ」を予定しているとのことだった。