利益度外視、近いうちに販売終了予定
この担当者によれば、「パン・パイナッポー・アッポーパン」は利益を度外視して作ったサービス商品。「高校生に面白がってもらえれば」という思いが開発のきっかけだったそうで、当初は取引のある高校の購買だけに卸す予定だった。
だが、販売を始めた当日からネット上を中心に大きな反響を集め、店舗には問い合わせの電話が相次いだ。こうした状況を受け、翌21日に急きょ長後製パンが運営する「ロワール光月堂」でも販売を始めたという。
担当者は取材の終わりに、
「あまりの反響にただただビックリしています。きょう(21日)は朝から取材の電話が鳴りやまない状況で、本当にここまで注目を集めることになるとは...」
とどこか怖々とした調子で話していた。
このように、考案者も「予想外」の反響を広げている「PPAPパン」だが、あくまで高校生のために作られた「サービス商品」。そのため、時期は未定だが、近いうちに販売は終了する予定だという。