清掃員が便座がなくなっているのを発見
トラブルが起きたのは中部国際空港(愛知県常滑市)にある東横イン。同社広報部によると、10月18日に清掃員が便座がなくなっているのを発見。添乗員に事情を問い合わせたところ、観光客が持っていることが分かったとして、送り返すことになったという。便座が返却されることになったため、これ以上はトラブルについて問題視しない構えだ。広報部では「新品の便座が持ち去られた」とのみ把握しており、ふただけ持ち去られたのか、便座本体が持ち去られたのかなどについては把握していないという。
中国のネット上では、添乗員のものとされるSNSの書き込みと一緒に、
「10月10日より当館の客室トイレのウォシュレット交換工事が行われます。そのため客室ベッドの下に交換用のウォシュレットを置かせて頂くお部屋がございます」
という内容の支配人名での張り紙の画像も拡散されている。問題の中国人客は、ユニットバスから便座を外したのではなく、交換用に保管されていた部品を持ち出したようだ。
寧波市旅遊局の調査結果に対して
「噂では、これは誤報らしい」
「そんなこと聞いたことない」
といった書き込みが相次いでいる。中国のネット利用者からすれば、今回の事態はにわかには信じられない、といった様子だ。