岡山空港で売り切れのお菓子「生グソ」 秋田がルーツだった

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「『食欲がなくなった』といった話は聞かない」

   その後、ネット上でも知られるようになり、岡山の製造元では、2年前から「生グソ味」のスイーツを始めた。15年8月には、スイーツをリニューアルし、「生グソ感」をアップしたとしていた。

   しかし、空港などのお土産ショップでこのスイーツを売り出して、通りがかった人たちからクレームなどはないのだろうか。

   スイーツを扱っていた天満屋の岡山空港ショップでは、J-CASTニュースの取材に対し、名前に品がないことを認めながらも、店長がこう話す。

「お菓子のパッケージにはかわいい絵が描かれていますので、『食欲がなくなった』といった話は聞かないですね。買っていくのは、若い方が多く、男女を問わずいます。会社などで配るのではなく、仲間内でネタなどにするのでしょう」

   16年9月下旬に初めて入荷したが、すぐに売り切れる人気だった。ツイッターで話題になったことが大きかったとし、その後の入荷も売り切れて、10月17日現在は店頭にないとした。発注をかけているが、生産が追い付かないのではないかという。

   ただ、同じ天満屋でも、空港以外の店では、ツイートで取り上げられなかったこともあり、スイーツの売れ行きはそれほどでもないらしい。岡山店の売り場担当者は、こう言う。

「1年半前から売っていますが、地味な売れ行きですね。お土産で配るのには抵抗があるようで、若い方が興味本位で手に取って行かれます。クレームについては、特に聞かないですが」
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