2016年も残すところ2か月半となり、インターネット上では「NHK紅白歌合戦」の出場者予想が始まっている。最大の注目点は、この年末の解散を発表しているSMAPの動向だが、2組の「歌うお笑い芸人」をめぐる争いも浮上してきた。
それが、「PERFECT HUMAN」がお笑いを越えたブームになっているオリエンタルラジオと、「PPAP」で人気急上昇中のピコ太郎さんだ。ともに出場への意欲を語っており、やる気は十分で、お互いを意識した発言も出てきた。可能性はあるのか。
中田敦彦「ピコ太郎さんとはバチバチに争って...」
「我々RADIO FISHは今年、年末の紅白歌合戦に出るぞー!私はこの公約を必ず果たす!」「今年の紅白歌合戦は史上最も面白い放送になるでしょう!」
2016年10月12日、オリエンタルラジオを中心に結成したダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」のセカンドアルバム発売記念イベントが行われ、中田敦彦さんはMCでこう宣言した。
その後の囲み取材では、すでに紅白用パフォーマンスの「ビジョン」があるとも告白。ライバルを聞かれると「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画で話題沸騰中のピコ太郎さんを挙げ、
「ポッとでの新人だとは思うんですけど、なかなかバズッてますからね」「ピコ太郎さんとはバチバチに争って紅白いただきたいと思います!」
などと、対抗心をむき出しにした。
RADIO FISHが代表曲「PERFECT HUMAN」をテレビで初披露したのは2015年12月のこと。翌年2月に出演したお笑い特番でブームに火が付き、以降は常に話題を振りまいてきた。爆発的ブームの後にスッと消えてしまう芸人やネタが少なくない中、RADIO FISHはいまも人気を保っている。