韓国サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火事故が相次いでいることを受け、国土交通省は国内の航空各社に対し、航空機への持ち込みを禁止して利用者に周知するよう2016年10月15日付で指示した。
国交省ではこれまで「電源を入れない」「充電を行わない」ことなどを条件に機内への持ち込みを認めていたが、対応を強化した形だ。米連邦航空局(FAA)や米運輸省(DOT)も14日に同様の措置を発表している。
ギャラクシーノート7は2016年8月に発売。その後、バッテリーのトラブルによる発火事故が多発し、リコール措置後も同様の事故報告が続いていた。サムスンは10月11日に生産・販売中止を発表した。日本では発売されていない。