松本人志「ノーベル音楽賞作ったらいい」 ボブ・ディラン「文学賞」に大疑問

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   アメリカの歌手ボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞について、歌手が「文学賞」を受賞することに世界中で賛否両論が巻き起こっている。

   そんな中、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(53)は、2016年10月16日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、ノーベル文学賞に対して「ちんぷんかんぷん」と疑問を呈した。

  • ノーベル文学賞は「ちんぷんかんぷん」
    ノーベル文学賞は「ちんぷんかんぷん」
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「正直、ちんぷんかんぷんですけどね」

   16日放送の「ワイドナショー」で、ボブ・ディランさんのノーベル賞受賞が取り上げられ、歌手として初めて「ノーベル文学賞」を受賞したことや、「偉大なアメリカの歌の伝統に新たな詩的な表現を想像した」という受賞理由がVTRで紹介された。

   その後のスタジオでは、ゲストのスピードワゴンの小沢一敬さん(43)が「すごくいいこと」と、ボブ・ディランさんの受賞を評価。文学作品を発表した作家ではなく、歌手が受賞することへの批判に対して、ノーベル賞には文化的なものを評価する賞が「文学賞」しかないことを指摘したうえで、「(ノーベル賞が創設された時代には)文学が一個上だったかもしれないけど、歌だったり映画だったり、もう『ノーベル文化賞』にしちゃえばいいのに」とコメントした。

   また、音楽における「詩」が今回の受賞理由になったことを受けて、

「甲本ヒロトさん、真島昌利さん、小沢健二さんもいつか文学賞、歌詞がすごいから、取れるんじゃないかって」

と自身が好きなミュージシャンのノーベル文学賞受賞に期待を寄せ、続けて「漫才の台本だって文学賞とれるかもしれないし」と、ノーベル文学賞が評価する「文学」の幅が広がったことに一定の評価を示した。

   これに対して、コメントを求められた松本さんは、「正直、ちんぷんかんぷんですけどね」とバッサリ切り捨てた。

   そもそも、ダイナマイトを発明したノーベルと文学賞は、「なんの関係があんねや」とノーベル賞に「文学賞」があること自体に疑問を感じているとし、「さらに、そこに文学と関係ない人が入ってくるんで、ちんぷんかんぷん」と述べた。

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