農水省の見通し......
記者が16年10月14日、東京都千代田区内のスーパーを5店舗回ったところ、1玉278円から498円(いずれも税抜き)と価格にばらつきがあった。一方、キャベツは1玉100円台で販売している店舗も多く、レタスとの価格差が著しい印象だ。
となると、気になるのはこの高値が今後も続くのかどうかだ。
農林水産省が9月30日に発表した「野菜の生育状況及び見通し」によると、レタスは主要生産地の長野県や茨城県での生育状況が平年並みのため、出荷量や価格は10月を通してみれば、平年並みに戻る見通しだ。
一方、ダイコンやニンジン、ホウレンソウ、キュウリ、ピーマン、ジャガイモ、ナス、トマトに関しては、10月になっても高値で推移するようで、「完全復旧」とまでは言えないかもしれない。