社会学者の古市憲寿さん(31)が活動自粛を発表したロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さん(27)を擁護したとして、ネット上で激しい批判を浴びている。
というのも、自粛のきっかけである未成年タレントとの飲酒について「ある時期の日本では公然と許されていた」などというトンデモ理論を持ち出したからだ。こうしたことから古市さんはなぜこうも必死に擁護しているのか、という議論がネット上で起きていて、「顔が似ているから」、という結論を出している人が多い。
「未成年の飲酒はある時期の日本では公然と許されていた」
川谷さんの活動自粛は交際相手のタレント、ほのかりんさん(20)との飲酒が「週刊文春」で報道されたことがきっかけだった。ほのかさんはテレビ番組や舞台を降板することになった。一方、川谷さんの活動自粛はライブツアーが終了する16年12月3日から。16年10月12日には都内で、川谷さんが参加しているもう一つのバンド「indigo la End」のコンサートがあった。この中で、川谷さんは活動自粛について、
「本当に忙しくなって凄く周りが見えなくなって、色んな人を傷つけた」
と語り、今は何を言っても「真っ黒」になってしまう状況であり、このまま音楽を続けても良い曲を作っても伝わらないから、などと説明した、と16年10月13日放送のフジテレビ系情報番組「とくダネ!」で紹介された。すると、同番組のコメンテーターの一人として出演した古市さんから、
「(川谷さんは)活動休止をする必要があるのか?」
などと強く擁護する発言が続いた。その理由として今年の夏前に「ゲスの極み乙女。」のライブをたまたま見たが、才能は圧倒的でちょっとしたスキャンダルくらいではこの才能は全く揺るがない事。さらに、
「未成年との飲酒という事ですけど、ある時期の日本では公然と許されていた事じゃないですか。それぐらいの事でこうやって人を引きずり降ろして、何が何だろうなっていう、誰が嬉しいんだろうって。ファンにとって困るだけだと思う」
と語った。
ネット上ではこれに対して「とんでもない」、という批判が殺到し、
「そんなん言うたらなんでもありの無法地帯になるやんけ。こいつアホちゃうん」
「社会を知らない社会学者フルイチは相変わらずズレが酷いな 」
「違法行為を推進するのが社会学者って連中の仕事なの?」
「ならかわりに消えろよ」
などといったことが掲示板に書き込まれ大荒れになった。