「大阪で韓国人へ暴行」話が過熱気味 「わさび」事案と関連付けて報道

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「道頓堀で犯罪は多く、パトロールは常に強化」

   韓国側は巡回強化を求めたと報じられているが、南署の副署長は、道頓堀では暴行事件などが毎日のように発生しているとして、「パトロールは常に強化しています」と取材に答えた。

   韓国メディアは、寿司店でわさびを多く入れたという騒ぎなどと合わせて、「大阪で嫌韓ムードが広がっている」と報じるなど過熱気味だ。しかし、副署長は、「韓国人だから殴ったといった差別的な案件については、これまでに認知していません」と言う。

   道頓堀商店会の事務局長も13日、取材に対し、次のように話した。

「警察を呼ぶような酔客のいざこざはありますが、韓国人観光客への暴行は聞いたことがありません。商店街の中でもしあったら対応しないといけないですが、事実関係がよく分からないのでまだ議論していないです。差別的言動も、通行人の方から出たとはこれまで聞いていませんし、どんな国でもお客さまですので店の人からも出ていないと思います」

   なお、共同通信の報道によると、暴行被害を訴えた韓国人家族は10月12日、わさび問題と関連づけて報じられていることに悩んだとSNS上で明かし、当初の書き込みを削除して騒ぎの拡大を望まないことを表明した。

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