プロ野球・横浜DeNAベイスターズは2016年10月12日、本拠地・横浜スタジアムの内野席を無料開放して行うクライマックスシリーズ(CS)対広島カープ戦のパブリックビューイング(PV)について、事実上、カープファンの「入場禁止」を告知した。
横浜スタジアムでのPV実施が11日に発表されると、カープファンの間では「近くだから行きたい」「ガッツリ行ってやろう」といった声がネット上に出ていた。
「横浜スタジアムを青く染めて...」
球団史上初のCS進出に沸くDeNAベイスターズが急きょ決定した今回のPVは、広島のマツダスタジアムで行われる試合を観戦に行けない横浜ファンのための企画だ。実際、球団の公式サイト上にも、
「『広島まで応援に行けない』というDeNAベイスターズのファンの方のために(中略)横浜スタジアムを青く染めてチームへ声援を届けましょう!」
といった文章が掲載されている。
だが、こうした企画に興味を持ったのは、横浜ファンだけではなかったようだ。ツイッターでは、関東在住のカープファンを中心に、
「広島ファンも半分入れてガチの応援合戦にして欲しいな」
「カープファンの皆さん いつものようにハマスタ思いっ切り応援し合いましょう!」
「カープファンはハマスタPVに行っちゃいけないの?」
といった声が出ていた。
一方で、DeNAが主催するPV企画に対戦相手のファンが参加することに否定的な向きも強く、「他球団のホームで他球団ファンに迷惑かけるのは絶対に違う」「わざわざアウェイの場所に行かなくても」と投稿するカープファンの姿も目立った。