吹き始めた解散風 「違憲状態」区割り放置は「不見識」?

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菅官房長官「まあ、幹事長らしい百戦錬磨の経験からしての...」

   だが、それでも「風」が弱まることはなく、二階氏は10月10日に

「選挙の風が吹いているか吹いていないかと言われれば、今、もう吹き始めているというのが適当だと思う」

と発言。菅義偉官房長官は、10月11日午前の発言で、二階氏の発言について

「政府の立場でコメントするのは控えるべき」

と一応の前置きをしながらも、

「(二階)幹事長は、衆院というのは常在戦場(だと言っている)。まして2年近く(衆院選が行われておらず)、例えば次の選挙のことを考える必要があるだろう。まあ、幹事長らしい百戦錬磨の経験からしての(発言を)、幹事長が述べられたのではないか」

などとして、選挙準備を加速させるように求める二階氏の発言に理解を示した。

   最高裁は09年、12年、14年の各衆院選の「1票の格差」について「違憲状態」と判断している。

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