「PPAP」、カンナムスタイルの再来 謎の中年「ピコ太郎」世界を席巻!

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   パンチパーマにサングラス、全身ヒョウ柄のド派手な衣装――。こんなユニークな風貌の日本の中年男性が、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」という意味不明なフレーズで世界から注目を集めている。

   その男とは、千葉県出身のシンガーソングライターの「ピコ太郎」さん(53)。国内外で過熱するブームを受け、2016年10月7日に「PPAP」などの楽曲が世界134か国で同時配信された。海外メディアでは、かつて世界で流行した韓国人歌手・PSY(サイ)さんの「江南(カンナム)スタイル」の「再来」と評する声も出ている。

  • ピコ太郎さんは「PSY」の再来なのか(画像は公式Youtubeチャンネルより)
    ピコ太郎さんは「PSY」の再来なのか(画像は公式Youtubeチャンネルより)
  • 7日朝には新しい動画「NEO SUNGLASSES(ネオ・サングラス)」を公開した(画像は公式Youtubeチャンネルより)
    7日朝には新しい動画「NEO SUNGLASSES(ネオ・サングラス)」を公開した(画像は公式Youtubeチャンネルより)
  • ピコ太郎さんは「PSY」の再来なのか(画像は公式Youtubeチャンネルより)
  • 7日朝には新しい動画「NEO SUNGLASSES(ネオ・サングラス)」を公開した(画像は公式Youtubeチャンネルより)

動画再生3200万回超、134か国で配信開始

   ピコ太郎さんが国内外でブームになったきっかけは、8月25日にYoutubeへ投稿されたわずか1分程度の動画だ。そこに収められているのは、ピコ太郎さんが単純な打ち込みサウンドに合わせて、「アイハブアペン アイハブアンアポー アッポーペン...」などと歌う様子だ。

   動画の内容は「意味不明」だが、その単純でシュールな内容が「中毒性がある」として、国内の若者を中心に拡散されることに。人気は海外にも波及し、海外メディアでも相次いで取り上げられた。さらに、カナダ出身で世界的な人気を誇る歌手ジャスティン・ビーバーさんが9月28日に、この動画をツイッターで紹介したことがブームに拍車をかけた。

   10月7日13時現在、公式チャンネルに投稿された動画の総再生回数は3200万回超。コメント欄には、日本人だけでなく海外のユーザーからも、「何回見ても退屈しない」「今年一番面白いネタ」などと絶賛の声が数多く寄せられている。

   世界を熱狂させているピコ太郎さんを「発掘」したのは、お笑い芸人の古坂大魔王さん(43)ということになっている。しかし、見た目や歌声が「瓜二つ」な点などから、2人は「同一人物」との見方が根強いが、古坂さんはツイッターで、あくまで「(ピコ太郎さんは)俺のイチオシで、プロデュースしてる」存在だと主張している。

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