シャワーヘッドや浴槽をしっかり洗う
柏さんは2年間の投薬治療で、症状は治まっている。一方で大谷氏は、ワクチンをはじめ予防法が確立していないため「抑えることを考えないといけない」と強調した。
とにかく、マック菌を繁殖させないようにする。風呂場のシャワーヘッドや浴槽のぬめりを徹底して取り除く。シャワーヘッドを洗う場合は、水の中に完全に入れて菌が飛び散らないような配慮が大切だ。
土やホコリにも生息している菌なので、庭作業の際はマスクやゴム手袋を付ける。終わった後の手洗いの徹底も大切だ。
それでも、運悪く感染してしまったら――。大谷氏は、咳が2週間続いたら夏風邪以外の症状を考えて、医療機関を受診してほしいと呼び掛けた。