サッカー、テニス両サークルも「解散」
慶大のサークルでは、12年6月と13年2月に学生が急性アルコール中毒で死亡する事故が起きている。2件とも死亡したのは成人だったが、大学側はサークルの飲酒、とりわけ未成年の飲酒に厳しく臨むようになった。
15年1月30日は、未成年の飲酒などを理由に、サッカーサークルとテニスサークルに解散を命じている。
サッカーサークルは、14年12月20日から21日にかけて宿泊していた施設で、泥酔した一部メンバーが「無関係の同宿舎の部屋に侵入し、そのまま寝込むという事態」を起こし、「宿舎の共有部分で騒ぎ立てる、備品を破損する、嘔吐により施設を汚損する」といった行為が多数あった。これに加えて、未成年メンバー6人が飲酒し、「イッキ飲み、コールによる飲酒」があったことも判明している、としている。