小学館も「強く申し入れ」
小学館は最も多いときで635点を提供していたが、そのうち写真集約150点と雑誌20~30点が削除されたという。同社広報室は10月4日、
「一部作品が配信を停止されたことで、サービスに加入された読者の皆様に対して十全な対応ができていないこと、また、著作者の皆様に不安を与えていることについてアマゾン社に対して善処するよう、強く申し入れをしております。かかる事態が読者、著作者の不利益につながりかねないことを憂慮しており、出版業界の発展を停滞させないよう、話し合いを続けてまいります」
とするコメントを出した。
アマゾン・ジャパンに対して今後の対応方針について取材したところ、同社は10月4日夕方、
「Kindle Unlimitedは電子書籍の定額読み放題サービスで、書籍や動画などを対象とした数多くの定額利用型のサービスと同様に対象作品は随時変動しています。また、Kindle Unlimited対象のタイトルはKindleストアが提供している豊富な品揃えの一部であり、Kindleストアで販売しているすべての商品は1冊単位からご購入いただけます」
と回答した。