「平成の怪物」松坂にファン「もう引退して」 1回5失点で2軍行き

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   10年ぶりに日本球界に復帰したソフトバンクの松坂大輔投手(36)に、ネット上で厳しい声が相次いでいる。1回5失点の散々な投球内容だったが、来季の望みはあるのだろうか。

   「平成の怪物」松坂投手の登板が8回にアナウンスされると、敵地のコボスタ宮城にもかかわらず、球場全体から大歓声が上がった。今季最終戦となる2016年10月2日の楽天戦でのことだ。

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「来年に向けて頑張る」と意欲を見せるが...

   松坂投手にとっては、西武時代の06年10月7日のプレーオフから実に3648日ぶりとなる公式戦登板になった。

   しかし、最初からヨロヨロの投球で、ストライクが入らなかった。先頭打者を四球で出すと、続くバッターにはデッドボールを与える。3番手には、楽天の梨田昌孝監督が予告していた通り、西武時代の同僚の松井稼頭央選手(40)を代打に出したが、なんと初球が左足先に当たってまたデッドボールになった。

   その後も四球で押し出しの1点が入り、さらにパスボールで追加点を許す。5人目の打者でやっと遊ゴロに仕留めるが3点目が入り、続く打者に3連打を浴びて、5点も失った。ただ、最後は打者2人を連続三振に射止めて、長いイニングを終えた。

   試合後に、松坂投手は工藤公康監督から2軍行きを告げられ、クライマックスシリーズへの出場の道も絶たれた。ところが、松坂投手は、結果は受け止めるとしながらも、「来年に向けて、またファームで頑張る」と意欲を見せた。来季は、3年12億円の契約の最終年に当たる。

   しかし、もはや「平成の怪物」にかつての面影はなく、ヤフーニュースのコメント欄などでは、疑問や批判が次々に書き込まれている。

   「久々の一軍登板で緊張やプレッシャーもあるかもしれない」と松坂大輔投手を擁護する向きもあったものの、「これで来年も4億?」「がっかりです。もう引退して下さい」「戦力外にされた選手たちがかわいそうだな」といった書き込みが支持を集めていた。

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