乳がんで闘病中のフリーアナウンサーの小林麻央さんが2016年10月3日15時、現在の病状は「根治は難しい状態」かもしれないとブログで明かし、ネット上に衝撃が広がっている。
がんの進行度については、末期がんとされる「ステージ4」に初めて言及し、「奇跡を起こしたい」「5年後も10年後も生きたい」という赤裸々な気持ちを綴った。
「奇跡を起こしたい」
小林さんは10月1日のブログで、「QOL」(Quality Of Life=生活の質)を向上させるための「局所コントロール手術」を受けたと明かし、「手術をしたからといって、肺や骨に癌は残っており、痛みもあるので、これからが闘いです。なので、心からの喜びとまではいきません」と記していた。
3日のブログでは、
「私は、一般的には、根治は難しい状態と言われるかもしれません」
と告白し、医師に対して
「先生、私は治したいんです。奇跡を起こしたいんです!!」
と訴えかけたところ、医師は2、3秒間黙った後、「奇跡を起こすには、着実な一歩一歩を踏むことです。それなしに、奇跡は起こりません」と話したという。これに対して、小林さんは、
「ついに、心の声を、言えたのです!」
「大きく思える夢や目標も抱くことはできる」
「それを堂々と言うことも、恥ずかしいことなんかではないと思います」
と感じたと心境を記した。