日銀が2016年10月3日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業がプラス6とで、2四半期連続で横ばいだった。
それによると、熊本地震からの工場復旧などを受けて、業種別では自動車がマイナス2からプラス8へと大きく改善。鉄鋼も価格が下げ止まって12ポイント改善した。一方、円高などの影響で、造船・重機はプラス4からマイナス18へと大幅に悪化しており、改善効果を相殺した。
日銀が2016年10月3日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業がプラス6とで、2四半期連続で横ばいだった。
それによると、熊本地震からの工場復旧などを受けて、業種別では自動車がマイナス2からプラス8へと大きく改善。鉄鋼も価格が下げ止まって12ポイント改善した。一方、円高などの影響で、造船・重機はプラス4からマイナス18へと大幅に悪化しており、改善効果を相殺した。